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2012年6月26日火曜日

電子書籍リーダーを買った

最近、sonyのreaderという電子書籍リーダーをかった。
充電も長持ちするし、e-inkの画面は見やすく、本よりもページをめくるのが楽なので集中して読める。

手持ちの本も少しずつ、裁断して電子化しているのだが、スキャナーで読み込んだPDFファイルのままでは、文字も薄かったり、縮小がうまくできず読みにくい。

いろいろ調べてみたところ
ChainLP
というフリーウェアがないとあまり使い物にならないことがわかった。
このソフトはスキャナーで読み込んだ画像をreaderで読みやすい形に変換してくれる優れものだ。

また、青空文庫の著者と題名のリストから選ぶだけで、本をダウンロードして、readerで読みやすいPDFに変換してくれる機能もついている。

readerは文章の検索機能もついていて、そこにも期待していたけれど、ChainLPは一度PDFを画像に変換しなくてはいけないため、せっかく文字認識で読み取ったテキスト情報もなくなってしまう。

そこでreaderでの文章検索はあきらめ、透明テキスト付PDFファイルは別に保存しておいて、検索はevernoteにまかせるようにした。

PDFファイルをChainLPで変換できるようにjpegなどの画像にするには
「PDFXVwer」
をつかっている。

また
pdfScissors」
をつかうとPDFの余白を画像で確認しながらカットしたり、複数ページに分けることができる。
これは偶数ページと奇数ページをべつべつに設定できるので、より無駄なく正確にカットすることが、できる。

作業の流れとしては
1、ドキュメントスキャナーで透明テキスト付PDFファイルを作成

2、「pdfScissors」で余白をカット

3、「PDFXVwer」で2のPDFをjpegに変換

4、「ChainLP」でガンマなどを調整してPDFファイルを作成

5、readerに転送

となっている。

文庫本や、参考書など愛着のない本から、電子化しているが、ゴミにしてしまうのは、惜しい。
復元する方法もあるようなので、試してみようと思うが、当初の目的の省スペース化とは本末転倒になってしまうのが悩ましい。