このブログを検索

ラベル 文化 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 文化 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013年2月3日日曜日

労働と文化

今の風習や風俗を考古学のように観察し記録する「考現学」の提唱者
建築家の今和次郎氏のことば

放送大学でやっていて印象に残ったのでメモ


労働そして休養の繰り返しの段階から
労働、休養に娯楽が加わる段階があり、
さらに労働、休養、娯楽に「教養」が加わる
文化的な段階へと成長していく。


2012年3月16日金曜日

文化の壁

p133

今では、土人のことを冷ややかに語る人たちもかつては、理想家としてアフリカに渡来したのであるが、日々の葛藤に疲れ、勇気を失い、精神的所有を次第に失ったことを考えて不安に覚えて以来、私にはもうさばく勇気がなくなった。
人間的な真実の人格と、それによる文化人たる能力を守るのがここでは、非常に困難であることは、原生林に見る黒白両人種の問題中の大きな悲劇である。

p114
われわれは、みな黒人の怠惰に憤慨するが、実はわれわれのところで、もうけることを彼らが頼みにしていないから、彼らがわれわれの手に入らないだけのことである。
それゆえ、自然児が自由人である事実と、商業上の必要との間には恐るべき矛盾がある。黒人が興味を持たないばかりに、土地の有する富を利用しつくすことができない。どうやって彼らを教育するか?どうやってかれらに労働を強いるか?
ー略ー
(そのために”税金をかける。布地、道具のような必需品、たばこ、化粧品のような無用のもの、酒精のような有害なものまで、黒人の前に見せて欲望をおこさせる”ということがおこなわれていることについて)
課税と欲望を増させることによって、しないよりはたしかに土人を働かせられるけれども、これによって労働を真に教え込むことは不可能であるか、あってもきわめてわずかにすぎない。土人はこれによって利欲に強くなり、快楽を好むようになるが、信用できる正直なものとはならない。

関連→差異の消費

p135
われわれは多くの土人たちが、自分達に愛の福音を説く白人達がいまやたがいに殺しあい、そのために主イエスの戒を踏みにじっているなどとはほんとうであろうかと、心に疑っていることをみな感じている。彼らからその疑問を尋ねられると、われわれは途方に暮れる。

p147
オゴウェ河畔からヨーロッパへ兵役の義務を果たすために行った白人の中にもう10名戦死したということがこのごろここに伝わった。これらが土人たちに深い印象を与えた。「もう10人今度の戦争で死んだのか!」「なぜこれらの種族がみな集まって談判しあわないのか?どうやってこれらの死者にすべてを償いうるのか」

p159
宣教師には、深い教養が必要であろうか?そうである。人は霊的生活と霊的興味とが深ければ深いほど、アフリカには耐えられる。そうでないと、ここでいう「黒人化」の危険におちいりやすい。それは大きな着眼点を見失い、精神の緊張を破られ、ほとんど黒人と同じように小事に拘泥し論争
を始めることである。

関連→フランクル 夜と霧 強い体を持つものより、教養のあるものの方が精神を保ち過酷な状況に耐えうることについて
メモ)今から見るとかなり差別的。この本にはそういったところが結構ある。それでも白人を上に見る時代背景の中では、かなり公平に見ている。


p167
有色人種が数世紀にわたってヨーロッパ人から受けた不正と残忍とを誰が記録できるか?われわれがもたらした火酒と忌まわしい疫病とが、有色人種の間に生んだ不幸を誰があえて測りえようか!
黒白両人種間におこった一切の歴史が一書にあまれるとしたならば、昔のも今のも、内容のあまりの残酷さに読まずにめくらざるをえないページがたくさんあることであろう。
われわれも、われわれの文化も、一つの大きな責任を負っている。われわれはかの地の人々に善を行いたいとか、おこないたくないとかの自由をまったくもたない。おこなわなければならないのである。われわれが彼らに善を行うのは慈善ではなくつぐないである。




2012年1月23日月曜日

パターン

_形態形成_

ある特定のパターンに追い込まれる。
 
関係無いような離れた社会のなかに、同じような行動パターンをとる人々がいる。

日本人の型

いくつかの互いに独立した行動を共通に持っている。

ある社会の中に普遍的に見られるパターン

2012年1月22日日曜日

都市社会の人間関係

森岡清志 放送大学教材  放送大学教育振興会 2000年
p44
都会人がコミュニティーに関与しながら、それでもお互いに疎遠に感じられるのは、異なる下位文化的世界に属している人と、、常に接触せざるを得ないからである。
誰もが、私的な世界では親密なコミュニティにかかわりながら公共的な世界ではすべての人が同じ一つのコミュニティに属することのない世界。それが都市の特徴だとフィッシャーはいう。