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2012年2月22日水曜日

進化と目的

生物のある部分が機能を持つと考えられるとき

そのある部分が存在する原因として機能が考えられるとき

あるものが目的を持つとき、そのものが出来る過程において
目的がその物を成立または維持させる原因となっている

例 もの−扇風機 機能−風を送る 作成者−人 
 扇風機の形態は風を送るという目的を前提に作られた

これを生物にも応用できないか

問題は作成者と機能をどのように探り出すか
機能は関係の中で作られるので同定しにくい
また観察者の恣意的な見方に影響される

作成者も実体のないものなので一つの仮定として
考える


あると仮定してその物質的な実体を探る

どのように目的が「もの」を作り出すのか

2012年1月31日火曜日

創造的進化

p56
創造というものは要素の総合と解されねばならぬものであろうか。要素が先在するところでは、それから作られる総合はいくつかの可能な配列の一つに過ぎぬから潜在的にすでに興えられている。
=略=
私の考えによると、生命の領域では要素は独立した事象としては存在しない。要素はある不可分な過程を精神からみた幾重もの眺めである。

関連 一般システム思考入門 システムとは物のみかた
社会分業論

p60
機械的な説明が成り立つのは、私たちの思考が人工的に全体から切り取る系に対してである。けれども全体そのもの、また全体の中でおのづから全体に似てできている系になると、それらを機械的に説明する可能性はアプリオリにみとめるわけにはゆかない。
関連 フラクタル、ローレンツ鏡の背面 切り取る

p62
目的論は私たちを案内するつもりで灯を私たちの背後におかないで前にかざす。
目的論は未来の牽引力で過去の推進力に置き換えるのである。しかしそうしたところで、悟性の歩みそのものがもともとそうであるように、継起はやはりただの見せかけにすぎない。
関連 進化論
p64
生物はいずれも自分自身のために作られており、そのあらゆる部分は全体の最大善のために共同し、この目的にむかって悟性でもって有機的に組織されている。
関連 経済学者の一考察

p68
思い切った目的論の誤りは、思い切った機械論ももとよりそうなのであるが、私たちの悟性に自然なある種の諸概念をあまりに広く適用し過ぎるところにある。


2012年1月28日土曜日

生物から見た世界 環境世界

生物から見た世界 ヤーコプ・フォン・ユクスキュル、ゲオルク・クリサート
(日高敏隆、野田保之) 思索社 1973年 2400円

p28
やっと最近になって、すべての生物に妥当する空間をもつ宇宙の存在についての疑惑が物理学者の間に芽生えてきた。

p205
過剰な子孫を抹殺することが、それから、生物の進化を進めるための「適者生存だと判断することは、ハーバート・スペンサー(Herbert Spencer)の根本的な誤りであった。適者生存ということではなくて、その種が不変に生存し続ける利益という点での、正常なものの生存、これが重要なことなのである。

memo 「不変に生存し続ける利益」の「不変」という部分には疑問を感じるが、適者なるものを存在するものにとっての利益として相対化することで関係の作りだす網目の姿がみえてくる

p214
どんな場合でも、その形成に動機として表されるのは、対立符点である。このことはすでに、人間の日用品の構成からよく知られているはずである。耳のついたコーヒー茶わんは、ただちに、コーヒーに対する対位法的関係を示し、他面では人間の手に対する関係を示している。このような対立符点は、茶わんを生産するさいに、まず、動機に影響を与える。いやそれどころか、対立符点は、茶わんが作られている材料よりももっと大切なのである。
関連 材料よりも重要 → 構造主義、線形代数


この仕事が同時に生産の動機であったということを言い表している。


コーヒー茶わんは、コーヒーにふさわしいという命題を立てれば、誰でも当たり前のことと思うだろう。しかし、この命題は、見かけ以上のことをいっている。それは、茶わんの仕事はコーヒーを受け入れるということにあるが、それ以上にこの仕事が同時にその生産の動機であったということを表している。

memo
目的 結果が原因になる


生物から見た世界

用語集
反射個体 p58
反射共和国 p59
知覚標識 p147
作用標識 p147
意味の担い手 p142
意味の利用者 p145
補体 p145
トーン p141
対立符点


2012年1月23日月曜日

目的因と認識

目的因

その存在の持続を助ける変化 
その変化の保存
その存在の同一性の作られ方


ラン藻 酸素 オゾン 紫外線カット 陸上への進出

陸上に進出するために酸素を発生させた



生物のさまざまな現象に使われる「〜のため」という説明をこの図式に当てはめると、、


時間の認識
原因と結果
目的因

要素分解
時間と空間 メカニズムを使って分析する