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2012年1月22日日曜日

鏡の背面3

p104
われわれの問題はけっして反射過程そのものにはなく、いわばそれ以前、つまりそれの受容開始のところにある。だから次のように問わなければならない。生物は種族維持に役立つ働きを遂行するためにはどのような特定の刺激に対してどのような反応が起こるべきかを、どうして<<知る>>のか?
_認識_
p105
これらのあらゆる運動的返答よりも前に、刺激を濾過する一つのメカニズムが接続されている。
_分節化_
p204
もし生得的解発メカニズムができるだけ単純化することによって学習過程にきわめて広い活動の余地を与えてくれるのなら、それは種族維持的には好ましいことなのである。ただ若い動物に、どの方向へ試みるのがもっともみこみがあるかという<<かすかな指示>>を与える仕事だけは、生得的解発メカニズムに残されている。
_ア・プリオリ_

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