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2012年2月14日火曜日

学校で利用できる子どもの衝動

学校と社会

 学校で利用できる子どもの衝動   

  社会的本能 言語本能は子どもの社会的表現のもっとも単純な形式である。
   制作の本能 構成的衝動、 伝統的な教育においてはすでにできあがっている教材(書物、実物教授、教師の話など)を子どもに提示することに多くの力がいれられてきたのであって、子どものほとんどもっぱらこのすでに出来上がっている教材について暗唱する一途な責任を負わされているだけなので、反省的注意を発達させるための機会や動機はただ偶然的に存在するのみであったといっても過言ではないであろう。
根本的必要にたいしては−すなわち、子どもが問題を自分自身のものとして認識し、かくしてその解答を発見するために、自ら注意を行使するにいたるように子どもたちを導くことにはほとんど考慮が払われていなかった。


 

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