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2012年2月8日水曜日

子どもメディアセンター

コンセプト
表現の場
共同の場
創造の場

コンピューター館からメディア館へ
メディアつまり媒介するものとしてとしてのコンピューター

水越 メディア・トープ
テレビ、ゲーム
自分で作ることで受容能力の高まる
いいものを見せる、人との出会い
きっかけとしてのワークショップ
ワークショップとしては各地で行われているが
メディアアート
ビデオカメラ、コンピューターを使用した表現活動

コンピューターのより先進的な活用のモデルとして
コンピューターを使わなくてもできることはコンピューターを使わない
技術(使い方の教育)は必要に応じてまなべるように
したくなるような刺激状況を作り出すこと。

ほかの児童館や学校とのネットワーク


道具としてのコンピューター
情報発信の道具として



問題点
現実感の欠如
人々のコミュニケーションの希薄化
コンピューターと人の閉じた関係
自己表現の皮相化
他人の情報のきり張りでしかない表現

探究、表現、交流の道具として



児童館としての条件
児童なら誰でも利用できる施設であること
初めて来た人でも楽しんであそべること
継続して遊べる場所であること
参加は児童の意志に任せられる
子どもへの強制力は少ない

条件から導かれること
初めて来た人でも遊べること
操作に習熟がいらない
作業に時間がかからず何らかの楽しみが得られる。
継続して遊べる場所であること
簡単なものだけではあきてしまう。
自分でつくりかえることができる
自分がコンピューターに働きかけることで何らかの
変化を引き起こすことができる

具体的に
メディアアート
簡単に楽しめて、インスピレーションを与えるような
身体の動きによって音楽を演奏するなど
観賞者と作品が相互にかかわれる
プロジェクター、コンピューター、カメラなどがあれば
金をかけずに再現することができる
デジタルスタジオ
音楽、映像
ビデオカメラの貸し出し
ビデオ編集機
誰でも作品を作って保存することができる。
造形
素材
道具

作った作品を見る

アーカイブ
作った作品を保存する


クラブ活動形式で指導者に指導してもらうとカリキュラムを組んで系統的な知識を与えることができるが
参加できる人数が限られ、人的コストが高い

グループ活動促進
何回かのワークショップ的な取り組みでこどもに活動のおもしろさと
最小限の知識を与え、自主的に活動するグループ活動を促進する
必要なサポート 場所、機材の提供、必要な情報を得るための手段を
あたえる(助言者、書籍)、グループ同士の交流、発表の場
 子どもの公民館的な活動

双方向性
コンピューター→←人
から

自分の働きかけに対してコンピューターが反応する
例 コンピューターゲームなど
人→←コンピューター→←人

つまり人に働きかけるための道具(メディア)としてのコンピューター


自分の行為によってひとに働きかけることができるかという視点からシステムを評価する

現在のニーズ
携帯用ゲームをする場所
ゲームについての情報を交換する
携帯用ゲームで通信ケーブルをつかって対戦したり、データの交換する

学校の調べ学習でインターネットを使う
インターネット上のゲームであそぶ
好きなキャラクターやアイドルなどの情報や画像をプリントする

現時点で達成できていること
コンピューターになれ親しむ場の提供
子ども同士でコンピュータの使用方法についておしえあう




何を目指すのか
コンピューターになれ親しむ
コンピューターが家庭学校に普及してきた現在、児童館がここに
果たす役割は小さくなっている
子ども同士のコミュニケーションの促進
仮想的な空間と現実との結びつけ
コンピュータと現実をより強く結びつける
(デジタルカメラなどの入力機器の活用)
コンピューターへの過度の依存を防ぐ
子どもによる表現活動
メディアとの付き合い方
脇にあるコンピューター
活動が主としてありそれを補助するものとして
コンピューターがある。

表現者との出会い
地域の芸術家などとの交流の場

インターネットを使ったコミュニケーション
文字によるコミュニケーション
 対人関係に恐怖感をもっている子どものリハビリとして
 あまり依存し過ぎると閉じた関係の中で独自の文化が作られエスカレートする


実際の方法
数人で1台のパソコンを使えるようにする
作る手段と発表の手段がすべての道具に用意されていること
子どもによる放送局

理念
リソースシェアリング
イメージ
かっこよさ、おもしろさ

手段
オープンソースの活用
企業の実験的なプロジェクトへの参加
大学などの研究機関の協力、モデル事業
ボランティア団体、NPOの活用
インターネット上での協力者
図書館、学校などの公共施設

ボランティアで事業計画に参加する人々
子どもによる運営グループ

使用ソフト
popcorn,
pushcorn
squeak
swiki
アブリル3D
エバアニメーター
toontalk
ドリトル
wiki

システムとして
メニューにより簡便に目的のソフトウェアを探すことができる
必要に応じてソフトウェアを職員が追加することができる
セキュリティが守られていること
アプリケーションが削除されない
LANをつうじて他のパソコンと相互にやり取りができること
クイズ大会、対戦ゲーム、協同お絵描き、チャット
IDカードによって移動プロファイリングが実現できること
(一人5メガ程度のファイルスペース)

子どものどんな活動を促進するのか

モデル
青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/
GNU http://ja.wikipedia.org/wiki/GNU
仙台メディアテーク http://www.smt.jp/


遊びと自由

維持コスト
故障、トラブル、日常運営に必要な消耗品、
開発コスト
人的資源の確保
維持管理の知識をもった人、必要なソフトの開発、技術的なサポート

ネットワーク
大学などのプロジェクトとリンクする、メディア論
コンピューターの教育利用 ドリトル

引用
メルプロジェクト 水越伸 http://mel.iii.u-tokyo.ac.jp

コンピューターのある教室

P107
問題は「コンピューターをどううまく使う」かではなく、「子どもたちが何をするか」であり、そのときコンピュータは、道具やメディアとしてどのようにその特性を生かし子どもたちを助けたかが問題なのだ。

メディアリテラシーの3次元
メディア機器使用能力
メディア鑑賞・享受能力
メディア活用・表現能力
それをいかに活用し思考や感情を表現して聞くかに力点をおく。



人間交際術 桂英史
NPOは図書館運営の一部代替、あるいは法律を補完するものとしての機能をもつだろうと考えられます。これからの図書館はネットワーキングの中での評判や価値、人間交際術が重要になります。NPOはそういった面においても重要な役割を担うのです。
ひとりでは解決できない問題に対しては、同じ考え方や目的をもつ人たちに呼びかけ、必要な力(情報、知恵、労力、資金)を人間交際術(ネットワーキング)によって結集し、現在直面している現実的な困難を克服していくわけです。NPOは、そのような自立し連携する市民の行動を促し発展させるネットワーク型組織なのです。


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