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2012年2月23日木曜日

月のつく地名とその由来


地名の由来は角川日本地名大辞典より


岩手県


岩手県盛岡市月が丘020-0121月が丘(つきがおか)
岩手県一関市三月田021-0102三月田
岩手県宮古市五月町027-0072五月町(さつきちょう)
町名は五月晴れのすがすがしさからの佳名。
岩手県二戸郡一戸町月舘028-5305月舘(つきだて)
地名は、南部氏の家臣月舘氏の拠城があったことにちなむ。
戦国武将月舘氏の本拠地だった k
岩手県二戸市下斗米(外芹沢、月折、土橋)028-5702月折





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青森県


青森県青森市月見野030-0954月見野
青森県東津軽郡今別町袰月030-1513袰月(ほろづき)
中世では両翼突とも書いた。地名はアイヌ語に由来するとされるが不詳 k
青森県西津軽郡深浦町月屋038-2326月屋
 古くは築屋村と書く k
青森県三戸郡五戸町野月039-1533野月
青森県上北郡野辺地町大月平039-3104大月平





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北海道


北海道亀田郡大野町文月041-1225文月(ふみづき)
 地名は「船着き」が転訛したもの。
北海道松前郡福島町月崎049-1321月崎(つきさき)
地名は室町期の明応元年、地内の浜辺に光り輝く明神像が発見され、これを観音社に(示巴)たことによる
北海道松前郡松前町月島049-1515月島(つきしま)
北海道虻田郡虻田町月浦049-5723月浦(つきうら)
 地名の由来は、湖岸が湾状になっていて、湖面にうつる月が美しいことにちなむという。古くは幌萌といい、これはアイヌ語のポロモイで「大きな入り江」の意という(虻田町史)
北海道虻田郡洞爺村早月049-5814早月(はやつき)
北海道伊達市弄月町052-0013弄月町(ろうげつちょう)
弄月町

地名は、佐藤 脩亮がよんだ
「出るより入るまで空にあかくれて月もてあそふ秋や幾秋」という和歌に由来する
北海道浦河郡浦河町月寒057-0004月寒(つきさっぷ)
北海道樺戸郡月形町赤川061-0518月形町
明治14年当地に開設された樺戸集治監の初代典獄月形潔の姓に由来する
北海道樺戸郡月形町月浜061-0522月浜
昭和20年代横浜から第一次拓北農兵隊23戸が入植した。
地名は、月形の月と横浜の浜をとって命名した。 
北海道樺戸郡月形町月ケ岡061-0528月ケ岡(つきがおか)
 明治23年国有地の貸し付けにより、入植が始まった。集落の成立当初は、三枚橋および知来乙番外地と称したが、同35年に両村落を合わせたときから高丘地の多い地勢なので月ケ丘と呼ばれるようになった。
北海道札幌市豊平区月寒中央通062-0020月寒(つきさむ)
 古くは「つきさっぷ」といった。地名は、アイヌ語のチキサプ(木をこすって火をつけるところの意)にゆらい、江戸期の松浦武四郎「戌午日誌」には「ツジュシャフブト、此川口相応に見ゆ、川上にはタカヲナイ、ニナルフシナイ、モチキシヤフ等云川有なり。此の辺り柏(木角斗)原の川上平山有」と記される。
北海道夕張郡栗山町三日月069-1525三日月
北海道滝川市花月町073-0036花月町(かげつちょう)
 地名については、明治中期このあたりは菜の花の咲く場所で菜の花通りと呼ばれており、そこに望月川が流れていることから命名された。
北海道樺戸郡新十津川町花月073-1105花月(かげつ)
北海道雨竜郡幌加内町清月074-0414清月(せいげつ)
北海道旭川市秋月一条,二条、三条079-8401秋月(あきつき)
北海道根室市月見町087-0007月見町(つきみちょう)
北海道根室市月岡町087-0031月岡町(つきおかちょう)
北海道厚岸郡厚岸町湾月町088-1114湾月町(わんげつ)
 厚岸湾に浮かぶ月の美しさにちなむものか。
北海道北見市花月町090-0066花月町(かげつちょう)
 大正8年遠軽村の河西貴一が転入して木材業(育苗)を営むかたわら、農園の一隅に日本全国から牡丹1000株を集めた河西牡丹園を造成。
北海道北見市清月町090-0805清月町(せいげつ)
北海道 黒松内町 月越(つきこし)





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東京都


東京都中央区月島104-0052月島(つきしま)
東京都足立区東六月町121-0071東六月町
東京都足立区六月121-0814六月(むつぎ)
 六木・六ツ木とも書く。
 地名の由来は天正年間頃天野周防守国忠ら6騎の武者が開拓したことにちなみ、六騎村と唱えたことによるという。
東京都八王子市高月町192-0002高月町(たかつきまち)
 高築・高槻とも書く(新編武蔵)。秋川・多摩川両川の合流点に位置し、戦国期には滝山・高月両城が築かれ、小田原北条氏の分国経営の一拠点になっていた。





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神奈川県


神奈川県川崎市中原区木月211-0025木月(きづき)
多摩川低地の中央部に位置し、南西境を矢上川が流れる。当地には古代には条里制が敷かれたものと思われる。
神奈川県    大和市つきみ野(つきみの)
神奈川県横浜市保土ケ谷区月見台240-0012月見台(つきみだい)
神奈川県横浜市栄区尾月247-0027尾月
神奈川県中郡大磯町月京259-0114月京(がっきょう)





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千葉県


千葉県千葉市若葉区坂月町264-0012坂月(さかつき)町
地名の由来は「歌枕藻塩草」の「盃というを挙げて下総とす、坂月村のことにや、東路にさしてこんとは思はねど盃の井に影をうつして」によるという
千葉県松戸市三ケ月270-0026三ケ月(みこぜ)
 「三日月」「みこつき」ともいう千葉市の紋所が地名となったという
千葉県市原市月出290-0527月出(つきで)
千葉県市原市月崎290-0547月崎(つきざき)
千葉県安房郡鋸南町江月299-1907江月(えづき)
地名は入海に接する地域の意
千葉県千葉市 月の木貝塚
茨城県稲敷郡江戸崎町月出里300-0521月出里(すだち)
もとは「月出」と書いて「すたち」とよんだが、のち月出里と改めたという。地名は、地内に大清水という字があり、清水の湧き出る地に由来するという説、地内に上谷原という字があり州がたっている地に由来するという説などがある。「すたち」の読みについては「新編常陸」に「出ヲタチトヨメルハ、メデタシ月出ヲツイタチトヨメルタチト、、ヒトツナリ,又按ズルニ、ツキノ反音チナリ」としてチタチの音がスタチに転化したとある





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茨城県


茨城県西茨城郡岩瀬町大月309-1335大月(おおつき)
茨城県新治郡八郷町月岡315-0141月岡(つきおか)
茨城県 大子町 月居峠(つきおれとうげ)





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栃木県


栃木県那須郡南那須町月次321-0503月次(つきなみ)
地名の由来は、古くから那須氏の領地で、那須党の武士らが当地において月の晦日と期して軍評定を開くことを恒例としたことによるという
栃木県足利市大月町326-0005大月町(おおつき)
地名は、花山院の時代、九尾の狐がこもったとういう巨大なツキの木があったことに由来するといわれる。
栃木県足利市月谷町326-0068月谷町(つきや)
槻谷とも書く





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埼玉県


埼玉県川越市月吉町350-0825月吉町(つきよし)
埼玉県比企郡滑川町月輪355-0813月輪(つきのわ)
地名は当地に月輪家(五摂家の九条家)の荘園があったことに由来すると推定される
埼玉県熊谷市月見町360-0825月見町(つきみちょう)
群馬県勢多郡粕川村月田371-0203月田(つきだ)
地名は、近い戸神社への奉仕のための田である斎田(いつきだ)からきているとも(粕川村史)、新田氏の家臣土肥氏が当地に蟄居し築墾したところから築田村といったとも、月田小学校の前にある月石の伝説からともいわれる(群村史)





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郡馬県


群馬県利根郡月夜野町月夜野379-1313月夜野(つきよの)
群馬県 月波神社





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長野県


長野県 月瀬村(つきぜむら)
長野県北佐久郡望月町望月384-2202望月(もちづき)





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山梨県


山梨県大月市大月(1〜3丁目)401-0013大月(おおつき)
山梨県南都留郡道志村月夜野402-0201月夜野
山梨県 月夜の段(つきよのだん) 南巨摩群 南部町と静岡県の境
明治期までは針葉樹林の密林で、昼もなお薄暗くあたかも月夜にいるようであったことから名が起こった。 





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静岡県


静岡県沼津市五月町410-0044五月町
静岡県田方郡天城湯ケ島町月ケ瀬410-3215月ケ瀬(つきがせ)
本郷というところに槻の巨樹があり、月の字画を略して月の字を用いたことに由来するとある。
静岡県清水市月見町424-0853月見町(つきみちょう)
静岡県島田市月坂427-0112月坂(つきざか)
静岡県天竜市431-3763月(つき)
静岡県磐田郡佐久間町相月431-4111相月(あいづき)
中世には綾付(あやつき)と書いた
静岡県袋井市月見町437-0126月見町(つきみちょう)
静岡県小笠郡菊川町月岡439-0032月岡(つきおか)
吐月峰柴屋寺
吐月峰柴屋寺





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愛知県


愛知県 稲武町 月ケ平(つきがだいら)標高937.7メートル
愛知県 豊橋市月ケ谷(わちがや)
地名は地内の万福寺の紋所が輪ちがいであることに由来
愛知県東加茂郡足助町月原444-2527月原(わちばら)
愛知県北設楽郡東栄町449-0212月(つき)
愛知県名古屋市中川区月島町454-0804月島町(つきしまちょう)
名古屋城築城のとき、当地付近が用石の集積場であったという
愛知県名古屋市中川区五月通454-0812五月通(さつきとおり)
愛知県名古屋市千種区月ケ丘464-0043月ケ丘(つきがおか)
愛知県名古屋市千種区月見坂町464-0056月見坂町(つきみざかちょう)
江戸期から月見の名所であったことにちなむ(千種区史)
愛知県名古屋市千種区観月町464-0831観月町(かんげつちょう)
愛知県名古屋市名東区神月町465-0006神月町
愛知県名古屋市昭和区明月町466-0034明月町(めいげつ)
愛知県名古屋市瑞穂区松月町467-0004松月町(しょうげつ)
 町名は松林から月の眺めが美しかったことによる
愛知県名古屋市瑞穂区彌富町月見ケ岡467-0035月見ケ岡
愛知県西加茂郡小原村百月470-0535百月(どうづき)
愛知県豊田市月見町471-0033月見町(つきみちょう)
愛知県大府市月見町474-0036月見町(つきみちょう)
愛知県半田市亀崎月見町475-0022亀崎月見町
愛知県春日井市月見町486-0835月見町





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岐阜県


岐阜県岐阜市花月町500-8128花月町(かげつちょう)
岐阜県岐阜市月ノ会町500-8131月ノ会町(つきのえちょぅ)
岐阜県岐阜市月丘町500-8141月丘町(つきおかちょう)
岐阜県岐阜市如月町500-8327如月町(きさらぎ)
岐阜県本巣郡巣南町大月501-0306大月(おおつき)
地名の由来は建久年間源頼朝が上洛の途次、北村昌謙の館に入った夜、池に映る満月を見て頼朝自身が大月と名付けたと伝えられている。
岐阜県関市月見町501-3854月見町
岐阜県関市吐月町501-3887吐月町
岐阜県羽島郡笠松町如月町501-6084如月町(きさらぎ)
岐阜県羽島郡笠松町月美町501-6092月美町(つきみちょう)
近年まで月観の名が残っていた
岐阜県養老郡養老町江月503-1306江月(えつき)
岐阜県各務原市蘇原月丘町504-0903月丘町(つきおかちょう
岐阜県可児郡御嵩町次月505-0111次月(しづき)
 地名の由来は瑞浪市の月吉に続くことから次月という
岐阜県多治見市月見町507-0043月見町(つきみちょう)
岐阜県吉城郡河合村月ケ瀬509-4314月ケ瀬(つきがせ)
地名の由来については、飛騨匠の出生にまつわる伝説が知られている、往古、当地に一人の醜女がおり、夫婦となる男がいないことを悲しんで暮らしていた。ある時娘は月影の映る川瀬の水をのんだところ程なく懐妊、両親はそれを怪しみ天生(あもう)の山中に娘を捨てた。娘は山中で男児を出産、その子が後の飛騨匠であるという。以来、女が月影をのんだ当地は月ケ瀬、月の子が出生した山中は天生と呼ばれるようになったと伝えられる。
岐阜県瑞浪市高月町509-6126高月町(たかつき)
岐阜県瑞浪市明世町月吉509-6131月吉(つきよし)
地名は武将月吉、日吉丸の伝説(瑞桜山法妙寺来縁起)よるとも、化石「月のおさがり」に由来するともいわれる(瑞波市史)、「昼夜のさかひはここに有明けの 月吉日吉里を並べて」の西行法師の歌のように日吉と並び称されることが多い。
岐阜県 岐阜市 月ノ会町(つきのえ)





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三重県


三重県松阪市長月町515-0035長月町(ちょうげつちょう)
三重県松阪市五月町515-0065五月町
三重県飯南郡飯高町月出515-1721月出(つきで)
三重県 伊勢市 月読の森





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滋賀県


滋賀県大津市月輪520-2152月輪(つきのわ)
 地名の由来は一説には月輪関白藤原兼実の荘園があったことによるという(栗太群史)
滋賀県犬上郡多賀町保月522-0312保月(ほうづき)
滋賀県犬上郡多賀町月之木522-0353月之木(つきのき)
滋賀県東浅井郡虎姫町月ケ瀬529-0102月ケ瀬(つきがせ)
滋賀県伊香郡高月町高月529-0241高月(たかつき)
滋賀県伊香郡西浅井町月出529-0712月出(つきで)
「つきど」ともいう
滋賀県蒲生郡日野町上駒月529-1632上駒月(かみこまづき)
滋賀県蒲生郡日野町下駒月529-1633下駒月(しもこまづき)





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大阪府


大阪府池田市五月丘563-0029五月丘(さつきがおか)
大阪府吹田市五月が丘東565-0831五月が丘(さつきがおか)
大阪府吹田市千里山月が丘565-0847月が丘
大阪府高槻市萩谷月見台569-1053月見台
大阪府高槻市月見町569-1122月見町(つきみちょう)
大阪府守口市松月町570-0026松月町
大阪府門真市五月田町571-0027五月田町
大阪府門真市月出町571-0052月出町(つきでちょう)
大阪府堺市五月町590-0031五月町(さつきちょう)
大阪府泉北郡忠岡町高月北595-0801高月(たかつき)
高槻とも書く





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京都府


京都府京都市下京区月見町600-8453月見町(つきみちょう)
 町名は、此の地が藤原兼実の別館花園跡で、月見の池の跡と伝えることによる
京都府京都市下京区月鉾町600-8492月鉾町(つきぼこちょう)
 町名は祇園祭に際して月鉾を巡行することによる
京都府京都市下京区西七条北月読町600-8886月読町
京都府京都市中京区西ノ京西月光町604-8423月光町
京都府京都市中京区西ノ京月輪町604-8444月輪町(つきのわ)
 平安期から見える地名泉涌寺の後ろの山を月輪山といった。「後拾遺集」に「月輪といふ所にまかりて、元輔恵慶なとともに、庭の藤の花をもてあそひてよみ待ける」という詞書を付した大中臣能宣の「藤の花盛りとなれハ庭の面に思ひもかけぬ波そたちぬる」という歌や、その子輔親の「先の日に桂の宿を見しゆへハけふ月輪にきへきなりける」という歌などをのせ、「今昔物語集」には、この輔親の歌が読まれたいきさつを述べたくだりがある
 
京都府京都市東山区月見町605-0829月見町(つきみちょう)
 堂宇を建てたさい月見松と称する大樹を伐採したことに町名は由来する
京都府京都市東山区月輪町605-0854月輪町
京都府京都市左京区一乗寺月輪寺町606-8133月輪寺町(がつりんじちょう)

京都府八幡市八幡月夜田614-8047月夜田
京都府八幡市男山指月614-8361男山指月
京都府京都市右京区西院月双町615-0054月双町
京都府京都市西京区嵐山朝月町616-0022朝月町(あらしやまあさつきちょう)
京都府京都市右京区嵯峨清滝月ノ輪町(さがきよたきつきのわちょう)616-8456月ノ輪町
京都府亀岡市西つつじケ丘五月台621-0841五月台(にしつつじがおかさつきだい)
京都府綾部市月見町623-0025月見町
京都府舞鶴市京月町625-0076京月町





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奈良県


奈良県生駒市東生駒月見町630-0214月見町(ひがしいこまつきみちょう)
奈良県添上郡月ケ瀬村以下に掲載がない場合630-2300月ケ瀬村(つきがせむら)
奈良県添上郡月ケ瀬村月瀬630-2305月瀬(つきせ)
奈良県奈良市秋篠早月町631-0812秋篠早月町(あきしのさつきちょう)





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和歌山県


和歌山県和歌山市秋月640-8322秋月(あきづき)
 国造紀俊連が築き、飯垣周防守に守らせてという秋月城跡がある。
和歌山県東牟婁郡古座川町月野瀬649-4106月野瀬
 月之瀬とも書く。古座川下流域に位置する。地名は「村領古座川の流に月のよくうつる瀬」であることにちなむと伝える。(続風土記)南岸は才の谷(齊谷)と称され、江戸期から温泉が湧いている。地内の魚壇(魚潭,漆淵)には大ウナギが生息するという。石英粗面岩の風化した奇岩ぼたん岩がある。また昔17歳の少女が投身したという伝説をもつ少女峰がある。
和歌山県那賀郡桃山町調月649-6112調月(つかつき)
 貴志川下流の東岸,紀ノ川と貴志川の合流点の南東部の平野と東部丘陵に位置する。
地名は、聖徳太子に仕えた紀男麿宿(示爾)調月なる人物が当地を開いたと伝えることにちなむという(続風土記)一説には欽明天皇の皇子吉仲麿がこの地に住み、その従者の名を調月と称したという。また聖徳太子が物部守屋との戦いで勝利に霊験のあった諸経を塚に築いたことから塚築(つかつき)と称したという説もある。





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兵庫県


兵庫県神戸市西区月が丘651-2217月が丘(つきがおか)
兵庫県神戸市須磨区月見山本町654-0051月見山(つきみやまほんまち)
下に同じ
兵庫県神戸市須磨区月見山町654-0063月見山(つきみやまちょう)
在原行平が秋の月を眺めたという伝説に由来する。(神戸の町名)
兵庫県神戸市灘区大月台657-0017大月台(おおつきだい)
兵庫県芦屋市月若町659-0084月若町(つきわかちょう)
 謡曲「藤栄」の月若名による。町内に業平神祠がある。
兵庫県西宮市五月ケ丘662-0875五月ケ丘(なかやまさつきだい)
兵庫県宝塚市月見山665-0002月見山(つきみやま)
兵庫県宝塚市仁川月見ガ丘665-0067月見ガ丘(にがわつきみがおか)
兵庫県宝塚市向月町665-0832向月町(こうげつちょう)
兵庫県宝塚市中山五月台665-0871五月台(なかやまさつきだい)
兵庫県朝来郡山東町大月669-5153大月(おおつき)
 与布(ようど)川流域。「但馬郷名前記」には大齊の里、「但馬世継記」には大齊の村と記す。
兵庫県姫路市野里月丘町670-0865月丘町(のざとつきおかちょう)
 地内の月の岡は北条時頼の巡回国伝説にかかわり、同地に寺が建立され、月を詠んだための地名という。
兵庫県加西市両月町675-2233両月町(わちちょう)
 万願寺川支流下里川中流右岸の沖積平野。地名の由来は、昔当地が足利氏の領地で足利氏の家紋輪ちがいにちなみ両月としたとする説と、むかし善防ぐ山に登った者が池の水に映っている月を見て、天の月と池の月と両月なりといったことによるとする説がある。(河西郡史)。ただし、足利氏領の事実はなく、また両月をワチと読ませる理由も不明。月をグワツ、グワチと読むことはある。慶長播磨国図絵(天理図書館蔵)には「わち村」と隣接して「西月村」を載せている。「わち村」はグワチ村の本村(東月村)であり、「西月村」は西グワチ村で、両村が合わさり「両グワチ(月)村」となったと考えられる。播磨国細見図には「東月」と「西月」と見える。

兵庫県佐用郡三日月町679-5100三日月町(みかづき
 北条時頼の回る国伝説にかかわり、時頼が3カ月当地に滞在したことによると伝える。(佐用郡史)
三日月藩
 江戸期の藩名 明治4年のはい藩置県で三日月県となる
兵庫県佐用郡上月町679-5500上月町(こうづきちょう)
 地名の「こうづ」は川岸の崖山、「き」は城、村を示すと思われる。中世赤松一族の居城上月城は、天正5年羽柴秀吉の中国攻めの時の攻防戦で広く知られる。





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鳥取県


鳥取県鳥取市朝月680-1166朝月(あさづき)
 浅付とも書く(因幡志)。千代川下流左岸の沖積地に位置する。味野郷のほぼ中央に位置する。
鳥取県 東伯町 槻の下(つきのした)
 「つきした」ともいい古くは月ノ下とも書いた。=略=地名の由来については槻下神社の境内に槻の大木があり、朝日がのぼればその影が伊勢野の郷を覆い、夕日は星目野を覆ったからだという伝承がある。
=略=
また西行法師が巡遊して当地に来た時、「世界みな月の下にてあるものを この里ばかり月の下とや」と歌を読んで村人を揶揄したが、機転のきく村人が「この里はいつきの下と書くものを 照る月ばかりつきと思うか」と答えたという伝説がある。





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島根県


島根県安来市月坂町692-0013月坂町(つきざかちょう)
 地名は城山(じょうやま)の古墳群への道を、つまり奥津城(おくつき)へ参る坂の意で都城坂(つきさか)といい、月坂とあてたことによる。
島根県益田市梅月町699-5127梅月町
島根県 六日市町 月和田村(つきわだむら) 江戸期から明治8年の村名
 村名は北隅に傾いた陰地で月の輪のようなことによるとか(吉賀記)、月渡りと解する説もある(石見国村名考)。
島根県鹿足郡六日市町抜月699-5525抜月(ぬくつき)
 江戸期は抜舞村と月和田村であり、明治8年に合併し、両村から1字ずつをとって抜月村と称した。





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岡山県


岡山県岡山市百枝月709-0613百枝月(ももえづき)
百枝月
 八方に枝を広げた月の名木があり、この百枝槻を百枝月と書いて地名にしたという。
岡山県勝田郡勝央町植月北709-4331植月(うえつき)
 一般に植え月とは稲苗を植えるべき月を指すが、一帯が地味肥沃、(ノ木)穀豊穣の地であるところから、穀菜の植付が転じたものかと思われる。(県通史上)。あるいは往古植月荘北端の上町川字御所野に植えた槻にちなむ植槻に由来するともいう(植月村誌)。

岡山県後月郡714-2100後月郡(しつきぐん)
 「延喜式」民部省国群表に見える備中国九群の1つ。亨保8年板本に「シツキ」の訓を付す。後木にもつくる。
岡山県真庭郡勝山町月田717-0024月田(つきだ)
 新庄川支流月田川支流下流域に位置する。有力国人楢崎元兼が高田城への蓄えとした月田城跡がある。
岡山県 月田川(つきたがわ)
 流域は古生層の風化した丘陵地隊で、古くから茶・木材の産地として知られる。特に月田ヒノキは岡山市場でも価値が高かった。江戸期から木材は荒田まで菅流しをし、そこで筏に組まれて岡山まで運ばれていたが、鉄道の開通により、その役割は終わった。

岡山県真庭郡勝山町月田本月田本(つきだほん)
 新庄川支流月田川支流中流域に位置する。
岡山県 久米郡 柵原町 月の輪古墳(つきのわこふん)
 古墳時代中期の円墳。久米郡柵原町飯岡字倉見の標高320�の大平山山頂に所在。
昭和28年村人、考古学者、教員、生徒が協力して発掘を行い、注目を集めた。





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広島県


広島県比婆郡口和町大月728-0503大月(おおつき)
 西城川の支流竹地谷川。萩川流域。戦国期には黒岩城に拠る泉氏(和泉氏)の支配下にあり、天文22年5月には東の向泉との境をなす竹地谷川に架かる大合戦(おんがせ)橋を挟んで毛利元就と尼子晴久が戦った。この合戦の様子は、「陰徳太平記」に詳しい。
広島県広島市佐伯区五月が丘731-5101五月が丘(さつきがおか
広島県広島市南区月見町734-0054月見町(つきみちょう)
広島県安芸郡海田町月見町736-0034月見町(つきみまち)
広島県安芸郡江田島町秋月737-2131秋月(あきつき)
戦前海軍の弾薬庫として設置された秋月火薬庫は、昭和20年9月連合国軍に接収され、同27年7月講和条約発効に伴い切り串の弾薬庫とともに、在日米陸軍の弾薬保管施設として提供された。同46年4月、爆発事故が発生したところから、地域住民の要望により、防衛施設庁の補助を受けて、秋月と鷲部の間に緊急避難用道路として秋月トンネルが建設された。34広島p1057





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山口県


山口県柳井市阿月742-1353阿月(あつき)
 周防灘に突出する熊毛半島(室津半島)の東部を占め、海岸に沿って南北に長く、西に皇座(おうざ)山・大星山の山塊が迫る。地名の由来は、往古豊後国満野長者の娘般若姫が上洛の際にこの地に上陸し、ちょうど炎暑の候で「さも暑き浦らかな」ともらされて以来「あつき」といい、のちに転じて阿月になったという。

山口県 宇部市 月崎遺跡(つきさきいせき)
 宇部市東岐波字鹿の前にある縄文時代、弥生時代中・後期の遺跡。
=略=
瀬戸内系土器と九州系土器の共伴は、両土器文化圏の交会地としての重要性を示している。
山口県徳山市月丘町745-0062月丘町(つきおかちょう)
山口県徳山市五月町745-0811五月町(さつきちょう)
山口県徳山市秋月745-0825秋月(あきづき)
山口県下関市小月町750-1131小月町(おづきまち)
 地名の由来は高尾山・長尾山・無田の尾山の尾末の里であることから、尾付と称したのが小月となったという(地下上申)。また、往古高尾山の尾まで入海のため船がついたことから高尾着といったのが略称されて小月になったともいい(長門国誌)、小槻が転じたものともいう(地名淵鑑)。





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徳島県


徳島県徳島市伊月町770-0935伊月町(いつきちょう)
 町名の由来は、徳島藩の医師山田齊が居住したことにちなむというが(徳島城と町まちの歴史)、詳細は不明。=略=
昭和20年6月22日の米軍の500�爆弾攻撃に続いて同年7月3日の徳島市大空襲でも著しく被災。当地には明治・大正期に画家山本鼎湖、第二次大戦前に製薬家大西政雄などが居住した。

徳島県板野郡土成町秋月771-1501秋月(あきづき)
 讃岐山脈南麓、吉野川下流左岸北方に位置する。古くから繁栄をみせ各地に古い遺跡がある。
徳島県板野郡土成町秋月  秋月城(あきづきじょう)
 中世の平城。板野郡土成町秋月に所在。建武3年築城。
=略=
板野郡藍住町の勝瑞城と共に、県下では最大級の中世城郭である。しかも平地の城としては比較的保存がよいほうである。
徳島県阿波郡市場町伊月771-1626伊月(いつき)
 地名の由来については、古くから事代主神社を齊き(示巴)っていたため「齊き」にちなんだとも伝える。
徳島県 勝浦郡 上勝町 月ケ谷温泉(つきがだにおんせん)
 勝浦郡上勝町福原字平間にある温泉。流域50�に及ぶ勝浦川は当県の三大河川の一つであるが、この上流部に位置する。
=略=
寛政7年戸長となった山本与吉が月ケ谷から霊水が湧出しているのを発見したと記している。山本家に伝わる年代不詳の古文書によると、月ケ谷は薬師如来感応の霊山で、湧き出る湯は如来の慈悲心からなる霊泉とある。さらに文政年間には,(さんずい少)門(うかんむり有)栓師が病をいやし、多くの者が当地に訪れたという。
=略=
町営の温泉として、昭和48年7月開設された。泉質は単純硫化水素泉、泉温度17°、湧出量は毎分10�の自然湧出である。ウナギ・アナゴなどの川魚料理や山菜料理が温泉名物となっている。

徳島県麻植(おえ)郡美郷(みさと)村月野779-3505月野(つきの)
徳島県三好郡山城町大月779-5347大月(おおつき)





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高知県


高知県高岡郡窪川町香月が丘786-0011香月が丘(かげつがおか)
地名は当地の俗称による。
高知県中村市右山五月町787-0012五月町(うやまさつきちょう)
明治44年旧右山区民により耕地整理が行われた際、右山北西部は五月と命名され、それを記念して町名とした。
高知県幡多郡大月町月ケ丘788-0325月ケ丘
高知県幡多郡大月町788-0332大月町(おおつきちょう)
 大内町と月灘村が合併して成立。
月灘村(つきなだむら)
 明治22年から昭和33年の幡多郡の自治体名。
 32年大月町の一部となる。
高知県幡多郡大月町月山神社(つきやまじんじゃ)
 祭神は月夜見尊・倉稲魂尊・表筒男尊・中筒男尊三神と八重事代主尊を合祀。才角川下流の西側、朴崎の近く、月山に位置する。月山の名は三日月形の自然石が、厳上にあることにちなむ。=略=
亨保7年南照寺の慶学が書き写した月山略縁起(社蔵)には、役小角が月山に入り月影の霊石を発見して月夜見尊・倉稲魂尊を奉齊し、のち空海がこの霊石の前で二十三夜月待ちの密供を修したとある。その後堂社を造り、仏を安置した。
=略=
明治2年社僧を廃し、翌年寺号を止め月山神社と改称(皆山集)。行基開山の説もある。=略=
現在漁師の守り神として尊敬を集める。

高知県 高知市 月ノワノ村(つきのわのむら)
高知県 香美郡 香我美町 月見山(つきみやま)
 香美郡香我美町の南東部、土佐湾沿岸にある丘。国道55号沿いに位置する。標高68�
(じょうきゅう)の乱後土佐に流された土御門上皇が立ち寄ったという伝承もある。山頂からの土佐湾の眺めもよく、月見山子どもの森として整備、開放されている。月見山は古来文学に登場する。「吾妻鑑」貞応2年5月27日の条によれば、(じょうきゅう)の乱後、土佐国幡多に配流となった土御門上皇は、後阿波国に移る。その途次月見山の西麓常楽寺(明治期に宝(巾童)院となる)を一時御所に定め、この近傍で月見をしたという。。「かか(繰り返し)みのやたか偽のなのみしてこふる都のけけもうつらす」(土御門院御集/郡書14)の歌は、常楽寺滞在中の作といわれる。鏡野というからには、恋しい都の面影を映してもよかろうものを、いっこうに都が映らないのは、さては鏡野とは偽りの名であろうか−このような異郷のおもいに浸りながら、上皇は月見山のほとりで、月を眺めたことであろうかが、今、月見山の山頂には、「土御門上皇仙跡碑」(大正11年3月建立)が南の海に向かってたっている。月見山のふもとにある(山の下今)本神社の境内の一隅には、土佐の孤高の詩人岡本弥太(岸本出身)の詩「白牡丹図」を刻んだ碑がたっている。高村光太郎の書である。宝(巾童)院の庭には、松尾芭蕉の「八九間空で雨ふる柳かな」の句碑を囲んで近傍の俳人、徳弘其舟の「みな家に帰る人なり秋のくれ」、その子息徳弘梅左の「露ちるやわれも浮き世の旅の人」、あるいは五台山勧学院の律師無得庵松窓の「折々は枯るる(繰り返し)も時の柳かな」など、ずらりと句碑が6基並んでいる。





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愛媛県


愛媛県松山市道後湯月町790-0837道後湯月町(どうごゆ
愛媛県温泉郡中島町睦月791-4431睦月(むつき)
 無須喜とも書く(慶安郷村数帳)。瀬戸内海の(惣の牛なし)那(くつな)諸島の東部にある島。地名の由来は伊予皇子の妻和気姫の子むつきが流れついたとの説や、河野家の祖が戦闘の末この島に逃れた際、月がなかったからとの説があるが不詳。

愛媛県南宇和郡御荘町長月798-4105長月(ながつき)
 僧都(そうず)川支流長月川流域に位置する。地名の由来は、城辺と平城(ひらじょう)の中間にあった城砦を意味する「中津城」によるとする説がある(御荘町史)。永月と記す説もあるが(不鳴条)、その根拠はさだかでない。

愛媛県南宇和郡西海町樫月798-4204樫月(かしづく)
愛媛県南宇和郡城辺町古月798-4352古月(ふるつき)
 「ふるつく」ともいう。もとは外海浦の枝浦であった深浦のうち。





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福岡県


福岡県北九州市門司区花月園801-0876花月園(かげつえん)
 町名は、先住のある人が、花月を愛し、草花を栽培して花園のようであったので、花月園と名付けたという。山地に斜面を、山麓から順次、段々状に整地して成立した町。
福岡県北九州市八幡西区香月中央807-1102香月
福岡県鞍手郡鞍手町木月807-1303木月
福岡県福岡市博多区月隈816-0058月隈(つきくま)
 鎌倉期から見える地名。
「古今著聞集」によると、嘉保2年太宰権師源経信は赴任途中(草冠 席)田駅で観月のために邪魔になる槻を切ったというが、貝原益軒はこの槻があったところが槻隈で、後に訛って月隈になったという(続風土記)
(南北朝時代の観応2年の9月28日、鎮西官領一色氏方の攻撃を受けた小弐頼尚、足利直冬が太宰府原山からでて両軍が衝突した月隈合戦があった。)

福岡県 大刀洗町西原 月成(つきなり)

福岡県大野城市月の浦816-0983月の浦(
福岡県嘉穂郡嘉穂町貞月820-0305貞月(さだつき)
遠賀(おんが)川(嘉麻川)の右岸の平地に位置する。
福岡県田川市松の木、三井後藤寺、緑町、月見ケ丘826-0043月見ケ丘
福岡県甘木市上秋月838-0019秋月(あきづき)
築後川支流小石原川中流右岸の盆地、古処山の南西麓に位置する。
福岡県 福岡市中央区六月田町(むつきだ)
昭和12〜37年の福岡市の町名。昭和37年高砂1〜2丁目・清川1〜3丁目となる





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佐賀県


佐賀県小城郡三日月町以下に掲載がない場合845-0000三日月町(みかつき)
[町名の由来]
「みかつき」の地名は平安時代中ごろの十世紀に編纂された百科辞書である『和名類聚抄』に肥前国小城郡の郷名として「甕調」とあるのが最も古い記録です。
「甕調」の2文字から、その語源は“甕”(大甕)を生産して“調”(貢物)として納めていたことにちなむとの説がありますが、忠実としては確認されていません
鎌倉時代以降は「三ヶ月郷」と記されるようになり、これが現在の町名「三日月」の元になっています。(町のHPより)
 天山山地彦岳山麓から佐賀平野北西部にかけて位置する。早くから開発が進んだ地域で、先土器時代の遺物を出土する犬塚山遺跡、弥生前期から中期にかけての集落遺跡である土生(はぶ)遺跡、古墳時代後期の築成とされる姫塚のほか、弥生時代から中世におよぶ住居後等の複合遺跡である戊(つちのえ)遺跡がある。また条里制の遺構も見られ、四条・五条などの集落名に名残をとどめている。(角川地名より)





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長崎県


長崎県長崎市秋月町850-0064秋月町
長崎県佐世保市光月町857-0805光月町
長崎県北松浦郡田平町深月免859-4813深月免
長崎県北松浦郡生月町859-5700生月町


「生月」(いきつき)の由来
“いきつき”という名は、続日本後記には、次のように記されている。
「承和三年太宰府飛弾上奏遣大使藤原朝臣等七隻回着肥前国松浦郡“生属島”・・・」
生属という名が用いられるようになったのは、遣唐使などで東支那海の荒波を乗りこえてきた船人が、この島に近づき、「ほっと」息をついたという事に由来したものだといわれている。
真偽のほどはべつとして、「生月」という名前がこの島の名称として用いられるようになったのは近年のことで、古文献にはほとんど“生属島”と記されている 。(HPより)





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熊本県


熊本県上益城郡清和村高月861-3834高月(こうづき)
 阿蘇外輪山南麓、緑川の支流広戸川上流域に位置する。
 地名に関しては、一説には高原の田に映ずる月をめでたことにちなむともいう。
熊本県熊本市月出862-0920月出
熊本県玉名市月田865-000月田(つきだ)
 菊池川下流に位置する。ほとんどが丘陵地で、同川沿いに水田が多い。地名は築田にちなむものかと思われる。
熊本県水俣市月浦867-0035月浦(つきのうら)
 八代海岸沿岸に位置する。風光明媚の地で、地名は、古くからの月の名所であることにちなむという。天正7年の島津氏による水俣城攻防戦の際に、「秋風にみなまた落つる木の葉かな」という発句を矢文で島津氏から射込まれたが、これに対し深水宗方(一説には犬童美作)は「よせてはしずむ月のうら波」と付句して返したという逸話が残り(肥後国誌)、千人塚、仏石など戦跡も多い。旧薩摩街道が通り、石造眼鏡橋が残る。

熊本県葦北郡芦北町天月869-6301天月(あまつき)
 球磨(くま)川に注ぐ天月川流域に位置する。弦月形の穴のある奇岩があり、「肥後国誌」は「アマツゲ岩、厳泉絶景の地なり」と記している。地名はこの奇岩にちなむものと思われるが未詳。
熊本県 玉名郡 月瀬村 (つきぜむら)
 明治22年から明治29年の玉名郡の自治体名。菊池川下流右岸に位置する。月 田・溝上・青木・箱谷の4か村が合併して成立。=略=
地名の由来について、「県市町村合併史」に「合併各村ニ互リ菊池川ニ大瀬アリ、故ニ月田村ノ月ノ字ト瀬ノ字ヲ加ヘ名称ヲ伏ス」と見える。
{昭和29年玉名市の一部となる。}





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大分県


大分県宇佐郡院内町月俣872-0345月俣(つきまた)
 月股とも書く(豊前志)恵良川支流院内川上流左岸の山間部に位置する。
大分県臼杵市望月875-0063望月(もちづき)
 臼杵川の中流域右岸に位置し、地内には、臼杵天満宮二十五社参の1つ望月天満宮(桜翁雑録)のほか五柱神社が所在。
大分県日田市月出町877-1373月出町
大分県日田市月熊山 (つきくまやま)
大分県日田市花月(はなつき)
 「かげつ」ともいう。戸山の南、花月(かげつ)川上流域の山間部に位置する。
日田三丘の1つ。通称豆田の城山とか、月隈公園とも呼ぶ。日田市の北部にあたる。昔この小さい丘にあった古城を、慶長6年に小川守り光が改築して丸山城とし、のちに石川総輔が領主となって永山城と呼んだ。
大分県大分市月形879-7872月形(つきがた)





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宮崎県


宮崎県宮崎市月見ケ丘880-0926月見ケ丘(つきみがおか)
宮崎県 都城市 月野原(つきのばる)
宮崎県延岡市山月町882-0037山月町(やまつきまち)





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鹿児島県


鹿児島県出水市六月田町899-0126六月田町
鹿児島県曽於郡大隅町月野899-8212月野





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福井県


福井県福井市花月910-0022花月
福井県吉田郡松岡町上合月910-1103上合月
福井県吉田郡松岡町下合月910-1104下合月
福井県吉田郡上志比村大月910-1322大月
 段丘上にある大館、館野中と呼ばれる地は中世郷士族の館跡とみられ、地名の大月も大館・大築の転訛か
福井県今立郡池田町月ケ瀬910-2522月ケ瀬
谷の出口であるため足羽川の早瀬が洞穴を形成、その下の流れは深淵となり、そこに映る月影の美しさから名付けられたなど諸説ある。 
福井県大野市月美町912-0031月美町
福井県大野市大月912-0132大月
福井県武生市月見町915-0843月見町
日野山に懸かる月を見るのに好適の場所という意味で命名された 
福井県福井市月見918-8011月見
「月見せよ玉江の「草冠に戸」を刈らぬ先」との芭蕉の句に由来する
月尾郷(つきのおのごう)福井県今立町 
月の尾川と中印からから流れる渓流が八つ石で落ち合うと霞が立ちこめ,その中で東天の月をやや下流の轟き井から見ると風情があることによるとの解釈がある





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石川県


石川県金沢市月影町920-0105月影町(つきかげ)
石川県金沢市月浦町920-0178月浦町(つきうらちょう)
石川県石川郡鶴来町月橋町920-2104月橋町(つきはし)
地名の由来は当地に槻橋豊後守が居城し、豊樫氏家臣の槻橋弥四郎が居住したことによる。
石川県小松市月津町923-0972月津町(つきづ)
 槻津・着津ともかく。地名の由来は、柴山潟の船着き場から起こったといわれる。
石川県小松市月美丘923-0974月美丘(つきみがおか)
石川県鳳至郡門前町皆月927-2271皆月(みなづき)
 地名の由来は水津城(港の意)からきている。
石川県鳳至郡門前町木原月927-2332木原月(きはらづき)
石川県河北郡津幡町籠月929-0406籠月(こもつき)
石川県鹿島郡鳥屋町花見月929-1705花見月(はなみづき)
 地名の由来はハナミ(寒のした土)の意とされる(鳥谷町史)が不詳。地内の湧水谷(わくみずだに)では近年ミズバショウの大群生地が発見されている。





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富山県


富山県高岡市月野谷933-0966月野谷
富山県滑川市高月南台936-0076高月南台
富山県滑川市高月町936-0078高月町
富山県下新川郡宇奈月町938-0177宇奈月町
富山県富山市水橋高月939-0511水橋高月
富山県下新川郡朝日町月山939-0733月山
富山県富山市月岡町939-8132月岡町
富山県富山市月見が丘939-8133月見が丘
富山県富山市月見町939-8136月見町





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新潟県


新潟県東頸城郡牧村大月943-0606大月
新潟県新井市月岡944-0003月岡
新潟県南魚沼郡六日町下大月949-6613大月
新潟県新潟市月見町950-0061月見町
新潟県中蒲原郡亀田町大月950-0162大月
新潟県中蒲原郡亀田町五月町950-0167五月町
新潟県西蒲原郡月潟村月潟950-1304月潟
新潟県豊栄市大月950-3334大月
新潟県新潟市月町951-8057月町
新潟県両津市月布施952-3543月布施(つきふせ)
 月野布施 月之布施 月臥 月伏とも書き「つきのふせ」「つきぶせ」「つきのせ」ともいう
新潟県見附市月見台954-0034月見台
新潟県南蒲原郡下田村庭月955-0131庭月
新潟県三条市月岡955-0803月岡
新潟県村上市大月958-0007大月
新潟県北蒲原郡京ケ瀬村月崎959-2131月崎
新潟県北蒲原郡豊浦町月岡959-2334月岡
 月岡温泉





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福島県


福島県伊達郡月舘町月舘960-0902月舘
福島県福島市五月町960-8061五月町
福島県白河市友月山961-0926友月山
福島県須賀川市五月雨962-0035五月雨
福島県二本松市五月町964-0964五月町
福島県会津若松市五月町965-0047五月町
福島県喜多方市岩月町966-0001岩月町
福島県いわき市平正月町970-8053平正月町





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宮城県


宮城県加美郡小野田町月崎981-4316月崎(つきざき)
 地名の由来は西前方に丘陵を控え、東前方に月崎川を眺め、広大な大崎耕土に臨む月の景勝地であることによるとする説がある

宮城県塩竈市月見ケ丘985-0066月見ケ丘(つきみがおか)
宮城県多賀城市明月985-0843明月(めいげつ)
宮城県 宮城郡松島町 月見崎(つきみさき)
 松島八崎の一つ。崎名の由来は、文禄年間に伏見桃山城内に建ててあった茶亭を伊達政宗が秀吉からもらい受け、江戸品川の藩邸に移したものを2代藩主忠宗が現在地に移し、納涼観月の亭として{月見御殿」と称し、崎の名も、月見崎と称するようになった。
宮城県石巻市月浦986-2352月浦(つきのうら)
 地名の由来は、葛西清重が奥州下向のおり、船で着いたところなので着きの浦と呼ばれ、後月浦と書くようになったという。
宮城県気仙沼市岩月988-0201岩月(いわつき)
 地名の由来は赤石や月立とおなじように断崖で海面に接っし、往来の要所であるため名付けられた
宮城県気仙沼市阿霄月988-0847阿霄月
宮城県玉造郡岩出山町池月989-6405池月
 江会川段丘部に川の蛇行によって形成された三日月形の池があり、池月沼と称したことにちなむ地名という





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山形県


山形県山形市双月町990-0065双月町(そうつきまち)
山形県西村山郡西川町月岡990-0731月岡(つきおか)
 月山の南山麓に位置する。地名の由来は、対岸の本道寺(白岩本道寺)から見て月の登る丘陵という意味というが、築岡のあて字ともされている
山形県 上山市 月岡公園(つきおか)
山形県西村山郡西川町月山沢990-0733月山沢(つきやまざわ)
 平家の落人による開村伝説もあるが、地名は月山神社をまつり、そこから月山がよく見えることからつけられたといわれる。
山形県西村山郡大江町月布990-1271月布(つきぬの)
山形県最上郡鮭川村庭月999-5207庭月(にわづき)当地の地名は現存する中世の文書・記録には見えないが・・略・・
庭月氏は鮭延(さけのべ)城(現真室川町)主鮭延べ氏の庶民族で、庭月城を築き、そこに住したので庭月氏と称した。
山形県最上郡最上町月楯999-6215月楯(つきだて)
 地名は、当地の開発者である田沢内匠の御殿として郷人が築いたとつたえられる月見楯に由来するという





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