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2012年2月5日日曜日

来るべきライフスタイル

学校を非学校化する 新しい学びの構図  里見実 太郎二郎社
_イリイチ_

私は信じている。望ましい未来の成否いかんは、我々が消費する生活よりも行為する生活を意識的にえらびとるかどうか、われわれが自発的で独立的でありながら、同時にお互いに関係し合うことができるようなライフスタイルを生み出すことができるかどうかにかかっていると。つくっては廃棄し、生産しては消費する以外にないライフスタイルをこれ以上維持することは、資源の枯渇と環境汚染へのみちいきを歩むことでしかない。

p106
知識の機能というものは、制度によって規定されていて、その制度をとりはらうと、知識はまったくの無用の長物になってしまう。教師の教える知識に何ほどかの存在理由が与えられるためには、試験制度の存在は不可欠なのだ。

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